離乳食初期の進め方~量の目安は?食べてくれないときはどうする?~

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どうも、りおみぃです。

 

前回は、離乳食をはじめる前のお話でしたね。

赤ちゃんとママやパパの、離乳食の準備が出来たら、さっそくはじめていきましょう!

今回は、離乳食初期の進め方についてです。

 

1回食からスタート

離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、いきなり1日に3食も食べられません。

まずは、1回食からスタートです。

 

1回食というのは、1日に1回離乳食を食べさせるということですが、1日のうち、いつ食べさせたら良いのでしょう。

 

平日の午前中がベスト

 離乳食をはじめたばかりの赤ちゃんは、はじめて食べるものばかりです。

なので、万が一アレルギー反応が出てしまった場合を考えて、平日(病院がやっている日)の午前中にスタートしましょう。

 

私の娘は、長女も次女も卵アレルギーがあったので、初めて卵を食べさせたときは、ほんのちょっとの卵で、全身にじんましんが出てしまいました。

 

次女の場合、朝の10時ごろに食べさせて、10時半ごろに症状が出てきたのですが、かかりつけの小児科がやっている日だったので、すぐに病院に行き、症状も見せることが出来ました。

 

じんましんは、症状が軽いと、時間とともに比較的早く消えていき、病院で診てもらう頃にはほとんど消えているなんてこともあります。

なので、どの程度の症状だったかが分かるように、写真を撮っておくのも良いと思いますよ。

 

1日の流れ

実際に、娘たちが離乳食をはじめたころの、離乳食と授乳の時間を紹介します。

6:00 ミルク200ml

10:00 離乳食+ミルク200ml

14:00 ミルク200ml

18:00 ミルク200ml

10:00 ミルク200ml

我が家は、アレルギーの関係もあり、この頃は完全ミルクだったのでこんな感じでした。

ミルクの量は、毎回200ml作っていて、ほとんどすべて飲み干していました。

 

母乳で育てている場合は、今までの授乳のリズムを崩さず、赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませて良いと思います。

 

このスケジュールでいくと、10時頃に離乳食をあげるので、大人や長女の食事と被ることなく、ゆっくりと食べさせることが出来ました。

 

出来るだけ機嫌の良い時に食べさせたいですし、もし10時ごろは赤ちゃんが寝ている時間だったり、大人の食事の時に一緒に食べさせたいなどと思ったりしたら、時間をずらしても大丈夫です。

 

私のママ友の中には

6:00 授乳

8:00 離乳食

10:00 授乳

のように、離乳食と授乳は別にしている人もいました。

 

ただ、母乳やミルクでお腹がいっぱいになってしまうと、離乳食を食べてくれなくなってしまいます。

授乳のあとは、ある程度の時間をあけたり、離乳食と授乳を一緒の時間にする場合は、先に離乳食を食べさせてから、授乳にしましょう。

 

どのようなものを食べさせれば良い?

まず、主食となるご飯から始めます。

もちろん大人と同じものではなく、10倍がゆをつくり、それをこし器やブレンダーで、粒の形がほとんど残らないくらいまでなめらかにして、食べさせます。

 

慣れてきたら、野菜→白身魚や豆腐などのたんぱく質の順に進めていきましょう。

これらも、なめらかになるまですりつぶして食べさせます。

 

食べずらそうな場合は、湯冷ましなどでのばしてあげると、食べやすくなると思います。

また、片栗粉は初期から使えるので、とろみをつけてあげるのも良いと思います。

 

進め方と量

1~2日目 

  →10倍がゆ 1さじ(小さじ1)

3~4日目

  →10倍がゆ 2さじ

5~6日目

  →10倍がゆ 3さじ

7~10日目

  →10倍がゆ 4さじ

   野菜 1さじ

11~15日目

  →10倍がゆ 5さじ

   野菜 2さじ

   豆腐・白身魚など 1さじ

16日目以降

  →10倍がゆ 約30g

   野菜 約15g

   豆腐・白身魚など 約10g

 

このように、1さじから少しずつ増やし、ゆっくり進めていきましょう。

 

食べられる食材に関しては「ステップ離乳食ー赤ちゃんの成長にあった食材と準備」というアプリ参考にしていました。

子どもの月齢や年齢を入力すると、その時期に食べさせて良いものやダメなものが一目で分かり、食べさせ方の例なども紹介されていて、とても便利でした。

 

食べてくれないときは

離乳食に慣れていない赤ちゃんが、なかなか食べてくれないのは当たり前です。

 

大人だって、得体の知れない怪しいものをいきなり差し出されて「食べて」と言われても、戸惑ってしまいますし、すぐには食べれないと思います。

 

そんな時、どうしたら食べてみる気になりますか?

私なら、自分が信頼している人が、目の前で同じものを美味しそうに食べていたら「ちょっと食べてみようかな…」となると思います。

 

赤ちゃんも、同じではないでしょうか。

 

赤ちゃんにとって、1番信頼できる人は、いつもそばにいてくれてお世話をしてくれる、パパとママですよね!

なので、なかなか食べてくれないときは、赤ちゃんの目の前で同じものを、一緒に食べてみましょう。

 

赤ちゃんにも、怖いもの知らずの赤ちゃんや、慎重派の赤ちゃんなど、様々な性格があります。

すぐには食べてくれなくても、何回か繰り返すうちに、きっと食べてくれるようになりますよ。

 

また、酸味や苦みの強い野菜は、食べさせるのに苦労している人が多いのではないでしょうか。

でも、それもそのはず。

そもそも人は、本能的に「酸味=腐敗」「苦味=毒」と読み取ります。

なので、苦みや酸味の強いものは、食べたら危険だ!となり、口から出したり、嫌がったりするのは、当然のことです。

 

我が家の娘たちも、今ではほとんど好き嫌いせず、なんでもよく食べていますが、離乳食の頃は、なかなか食べてくれないものも多かったです。

 

ただ、どんなに嫌がられても、何度口から出されても、食べてもらえなくても、慣れてもらうために私は、何度も何度も出し続けました。

 

もちろん、無理やり食べさせるのではなく、「美味しいよ」「○○だよ」と話しかけながら、自分も一緒に食べたり、唇にちょっとつけてみたり…

あるいは10倍がゆや、大好きな甘いかぼちゃと混ぜてみたり…

 

それでも食べない場合は、食べなくても良いやとすぐに切り上げ、別の日にまた出してみます。

そんなことを繰り返していると、徐々に慣れてきて、食べてくれるようになると思います。

 

逆に、「嫌がるものを食べさせるのはかわいそう」「もう少し大きくなったら食べれるかも」と、嫌がる食材を避けていると、「食べたくないものは食べなくて良いんだ!」となってしまう可能性があります。

 

無理やり食べさせるのは、食事自体が嫌になってしまうこともあるので良くないですが、無理のない程度に、少しずつ慣らしていってあげましょう。

 

慣れてきたら2回食へ

 さて、離乳食を始めて1ヶ月ほど経つと、食べるということには慣れてきて、パクパクと美味しそうに食べたり「早くくれ!」と自分から催促する子も、多いのではないでしょうか。

 

 そんな感じで慣れてきたら、次は2回食にしてみましょう!

 

娘たちの場合は

6:00 ミルク200ml

10:00 離乳食+ミルク200ml

14:00 ミルク200ml

18:00 離乳食+ミルク200ml

10:00 ミルク200ml

 

 こんな感じで、18時に2回目の離乳食を食べていました。

 

この頃もミルクは200ml作り、ほとんど飲み干していました。

ただ、離乳食の量が増えてくるとともに、自然とミルクを飲む量も減っていったので、残すことが増えてきたら、徐々に減らすようにしていました。

 

2回目の離乳食は、最初は1回目の3分の1程度の量にし、そこから子どもの食べ具合を見つつ、量を増やしていきます。

娘たちは、長女も次女もよく食べていたので、2回食を始めて1週間後くらいには、1回目と同じくらいの量を食べていたと思います。

 

2回食にしたら、初めて食べる食材は午前中に、慣れている食材は午後に食べるようにしましょう。

 

離乳食づくりを楽にするコツ

私がよくやっていたのは

・10倍がゆはまとめて作り、冷凍保存

・ある程度、食べられる野菜の種類が増えてきたら、野菜スープを作り、具と汁に分けて冷凍保存

・生協や市販のベビーフードにも頼る

などです。

 

10倍がゆは、基本的に毎食食べるので、常に冷凍保存をしていました。

 

また、食べ慣れた野菜で野菜スープを作り、具と汁に分けて冷凍しておけば、再び具と汁を合わせて野菜スープにすることはもちろん、具をごはんや豆腐などに混ぜたり、ほかの野菜のペーストをのばすときに汁を使ったりと、色々使えて便利でした。

 

10倍がゆと野菜スープがあれば、あとは魚や豆腐などのたんぱく質だけ用意すれば良いので、多少は楽でした。

ちなみに野菜スープといっても、味付けはまだしないので、ただ野菜を煮込んだだけですが、野菜の甘みが出て、赤ちゃんも食べやすいですよ。

 

そして、お出かけの時や、どうしても疲れて離乳食の用意をしたくないときには、市販のベビーフードにも頼っていましたし、生協で、冷凍の野菜のペーストをよく利用したりもしていました。

 

離乳食は1度はじめると、完了まで約1年程かかります。

そのあとも、しばらくは薄味にしたり、食べやすい大きさや形にしたりと、大人と同じ食事を食べられるようになるまでには、さらにかかります。

 

子どものためを思って、毎回すべて手作りしてても、余裕がなくていつもイライラしてしまっていては、食事を楽しめません。

手を抜けるときには抜いて、頑張れる時に頑張るという感じで、無理をしすぎないことが大切ですね。

 

最後に

この進め方は、あくまでも目安です。

 

最初からよく食べてくれる子は、少しペースを早めても大丈夫ですし、反対に、あまり食べられない子には無理をさせないで、少しずつ進めていきましょう。

 

一生懸命作った離乳食を食べてくれなかったら、悲しくなりますが、焦らず頑張りすぎず「食べてくれなくても良いや」くらいの気持ちで、進めていけると良いですね。

 

もし、あまりにも食べない、体重が増えないなどの心配事がある場合には、かかりつけの小児科などに相談してみると良いと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。