離乳食後期の進め方~手づかみ食べも始めよう~

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どうも、りおみぃです。

 

 

今回は、離乳食後期ということで、順調に進んでいれば、生後9か月頃ですね。

この頃には、ハイハイやつかまり立ちをするようになる子もいるでしょう。

 

段々と動きが活発になってきて、離乳食も自分から手をのばしたり、自分で食べたがったりと、意欲的な姿も見られるようになっているかもしれませんね。

 

そんな離乳食後期の進め方やポイント、手づかみ食べなどについてお伝えしていきます。

 

後期に移行する目安

離乳食後期(カミカミ期)への移行も目安は、次の通りです。

 

後期に移行する目安

・中期に移行してから2ヵ月ほど経った。

・上あごと舌でモグモグし、上手に食べ物をつぶせるようになった。

 中期では舌でつぶして食べていた赤ちゃんが、後期には、歯茎でカミカミして食べるようになります。

ただ、舌でつぶしながらモグモグする口の動きが、上手に出来ていないと、スムーズにカミカミすることも出来ません。

 

なので、あまりモグモグせずにすぐに飲み込んでしまったり、丸のみしたりしている場合には、まだ後期に進まず、「モグモグだよ」などと声をかけながら、食べさせてみましょう。

パパやママと一緒に食べ、口の動きを見せてあげるのも良いですよ。

 

後期の目的

離乳食後期の目的は

・1日3回食にし、リズムを作る

・歯茎でカミカミしながら、つぶして食べることが出来るようになる

です。

 

後期になると、大人と同じ3回食にしていきますが、これまで大人の食事と時間をずらして食べさせていた場合は、少しずつ大人と一緒に食べる時間を作るようにすると良いと思います。

 

みんなで一緒に食べる楽しさを感じることが出来ますし、楽しく食べることで、食欲も増すでしょう。

 

食事のリズム

我が家の娘たちが、後期の頃の食事のリズムを紹介します。

6:00 ミルク200ml         10:00 離乳食+ミルク100ml     14:00 離乳食+ミルク100ml     18:00 離乳食+ミルク100ml     22:00 ミルク200ml 
 
9か月頃からは、離乳食が順調に進んでいれば、ミルクではなくフォローアップミルクを飲ませるようになることも多いと思います。
 
我が家では、ミルクは明治の「ほほえみ」を使っていたので、同じく明治のフォローアップミルク「ステップ」だと1歳からになっていたため、1歳まではミルク「ほほえみ」を飲ませていました。
 
ミルクの量は、1回200ml×5回と書いてあったのですが、長女も次女も、離乳食をよく食べていたので、200ml作っても残すことが多く、大体100ml前後飲んでいたと思います。
 

大きさや固さは?

目安は、バナナ程度の歯茎でつぶせるくらいにします。

ご飯は5倍がゆで、人参・じゃがいもなどの野菜や魚類は、5~8mm角程度に切りましょう。

 

後期の後半ごろになって、上手に歯茎で噛んで食べられていれば、ごはんを軟飯(お米と水が1:2~3くらいのやわらかいおかゆ)に変えていっても良いでしょう。

 

食べる量は?

後期では

主食→80~90g程度

野菜や果物→30~40g程度

たんぱく質→魚や肉なら15g、豆腐なら45g、卵なら2分の1個、乳製品なら80g程度

まで、少しずつ増やしていきます。

 

目安なので、もっと食べる子もいれば、こんなに食べれない子もいるでしょう。

栄養面や、体重があまり増えないなどの心配があれば、ミルクやフォローアップミルクで補ってあげましょう。

 

また、ミルクやフォローアップミルクを料理に使うと、味に慣れているため、あまり食べない子が食べてくれるようになることもあるかもしれませんね。

 

味付けは?

後期からは味付けも出来るようになりますが、だしや素材の味だけで美味しく食べられているのであれば、味付けはしなくても大丈夫です。

 

ただ、味覚が発達してきて、色んな味を経験することが大切との考え方もあるので、味付けをするなら、風味付け程度にすると良いと思います。

 

 

手づかみ食べをたくさんしよう

自分から手をのばしたり、手でつかんだりする様子が見られるようになったら、手づかみ食べをさせてあげましょう。

 

我が家の次女の場合、自分から食べ物を手に取っていましたが、最初は、握ったり机にこすりつけたりするだけで、なかなか口に持っていこうとはしませんでした。

 

目の前に食事を並べ、食べさせずに様子を見ていても、手に取ったものは食べず、口をお皿に近づけたり、早く食べさせろ!と催促したりで、どうやって食べたら良いのか分からない様子でした。

 

そこで、次女の手のひらに食べ物を置き、手を口元まで一緒に持っていってあげるということを何度か繰り返していると、手でつかんで食べるということを覚え、自分で食べられるようになりました。

 

ただ、最初は手でつかんでも落としてばかりだったり、手で持っているうちの半分も口に入らず食べこぼしたりしていました。

なので慣れるまでは、手づかみ食べ用と食べさせる用で分けていました。

 

赤ちゃんによっては、手が汚れたりベタベタになるのが嫌で、なかなか手づかみ食べをしない子もいます。

その場合には、食パンやおやき、野菜スティックなど、あまり手が汚れず、手づかみしやすいものをよういしてあげましょう。

 

手づかみ食べは、脳の発達にも良い影響があると言われているので、積極的にやらせてあげたいですね。

 

後期離乳食のポイント

手づかみ食べを始めると、とにかく汚れます。

机も床も手も洋服も。

 

さらには、汚れた手で髪の毛を触わったりもするので、食後はまわりや赤ちゃん自身がとんでもなく汚れている…なんてことも。

 

なので、長女の時は長袖エプロンにレジャーシートを用意していました。

次女は、ちょうどこの時期は夏だったので、おむつ1枚で食べさせて、食後はそのままシャワーなんてこともありました。

 

イライラを減らすためにも、いかに掃除を楽に出来るかがポイントですね。

 

また、私は離乳食初期から、野菜スープをよく作っていましたが、後期からは手づかみしやすいように、スープの具を野菜たっぷりの肉団子にしていました。

 

とにかく家にある野菜はなんでも入れていたので(玉ねぎ・人参・ピーマン・なす・きのこなど)野菜とたんぱく質はほぼ肉団子スープだけで摂れますし、まとめて作って冷凍もできるので、疲れたときにはよく食べさせていました。

 

離乳食は、作るのも片づけるのも大変ですが、今では、自分で上手に食べられるようになった娘たちを見て、成長を嬉しく思う反面、少し寂しくもあります。

 

多少適当でも、子どもが元気に育てば問題ないですし、過ぎてしまえばあっという間の離乳食時期を、楽しんでくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。