結果よりも過程!?子どもを褒めるときのポイント!

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 どうも、りおみぃです。

 

子どもも大人も、褒められると嬉しいですよね。

でも、子どもを褒めるときは、結果よりも過程が大事!というのを聞いたことはありませんか?

また、褒めすぎるのは逆に良くないんじゃない!?と思う人もいるかもしれませんね。

 

結局のところ、たくさん褒めた方が良いのか、褒めすぎるのは良くないのか、そして褒めるときのポイントなどを、少し長くなりそうなので、2回に分けてお伝えしていこうと思います。

 

我が子のエピソードも紹介していきますので、参考にして頂けたら嬉しいです!

結果よりも過程!?

結論から言うと、結果を褒めるのは悪いことではないが、過程も褒めた方がいい!です。

どういうことかというと、今我が家の長女が折り紙にハマっているので、折り紙を例に話していきたいと思います。


結果を褒めた場合

例えば、ある日長女が折り紙で、チューリップを折りました。

上手に出来ていたので「長女ちゃんが折ったの?凄いね!上手に折れたね」と結果を褒めます。

すると長女は「上手でしょー?」と嬉しそうにします。
長女は喜んでいるし、一見ダメな事には思えないですよね。

 

では、次に折り紙をする時はどうでしょう。

前回、上手に出来たことを褒められて嬉しかったので、また褒められたい!と思います。

なので、長女は上手に折れるチューリップをまた折って持ってきます。

それを見てまた、「上手にできたね!凄いね!」と褒めますが、チューリップは簡単だから、もう少し難しいコップを折ってみたら?!と提案します。


ところが、長女はチューリップなら綺麗に折れるけど、コップはまだ上手に折れません。

結果だけを褒めていると、上手に折れなかった時に褒めてもらえないと思って、上手に折ることが出来ないコップに、挑戦しようとしなくなってしまいます。


つまり、褒めてもらいたいから、簡単なものばかり折って、難しいものには挑戦しようとしなくなってしまうんですよね。


幼稚園生くらいまでの小さい子どもだったら、そんなに影響はないかもしれませんが、このように結果だけを褒め続け、小学生になり勉強が始まったらどうでしょうか。


テストで「100点取れたの?!凄いじゃん!」と結果を褒めると、子供は喜びます。

でも、また褒められたいから「次も100点を取らなきゃ」とプレッシャーになってしまいます…


また、解けない問題が沢山ありそうな難しいものよりも、全部解ける!と自信のある簡単な問題ばかりやりたがるようになってしまいます。


つまり、応用などの難しい問題に挑戦しようとしなくなってしまうんですね。


もちろん、結果だけを褒めてると必ずそうなる!ということではないです。

でも出来れば、自分から意欲的になんでも挑戦して、諦めずに頑張れる子になってほしいと思いますよね。

過程を褒めた場合

今度は過程を褒めてみましょう!

 

先程と同じ折り紙の例でいくと、長女が折り紙でチューリップを折っています。

そこで「上手に折ってるね。丁寧に折っているんだね。」と過程を褒めます。

そして完成したチューリップをみて、「丁寧に折ってたから、綺麗なチューリップができたね。」とやはり過程を褒めます。

 


そして次に折り紙をするときは、もう少し難しそうなコップを折ることを提案します。

さっき、頑張って折っていたことを褒めてもらったので、また褒められたい長女は、コップにも挑戦してみます。

 

チューリップよりも少し難しいので、上手く折れないところもありますが「上手に出来てるよ!」と過程を褒めてあげます。

そして、完成したチューリップを見て「難しかったけど、頑張ってたね。すごいね。」と褒めます。

 

そうすると、難しくても頑張れば褒めてもらえる!と思って、どんとん難しいものにも挑戦しようとしてくれます。


勉強でも同じですね。

100点を取れた時に「100点凄い!」じゃなくて、「いっぱい勉強してたもんね。頑張ってたから100点取れたんだね。」と過程褒めてあげることで、次も頑張ろう!と思えるようになります。


子どもになぜ上手にできたかを聞いてみよう!

過程を褒めるのも大切ですが、一方的に褒めるだけではなく、なんで上手に出来たかを聞いてみることも、おすすめします。


例えば、折り紙でチューリップを上手に折ったら「上手に折れたね!なんで上手に折れたの?」といった感じですね。

 

すると、子どもなりに「折り紙がズレないようにしたからだよ!」などと、頑張ったことを教えてくれます。

そして、「そっか!ズレないようにしたら上手に出来たんだね!」と認めてあげることで、次もズレないよう意識したり、もっと上手に折るにはどうした良いか?と考えたりすることが出来るようにもなります!

我が家のエピソード

続いては、結果を褒めすぎて反省した例を、紹介します。

 

よく食べる子どもたち

我が家の子どもたちは、長女も次女も基本的には好き嫌いがほとんどなく、なんでもよく食べてくれます。

(これについては、離乳食の時から工夫してたことがあるので、それはまた離乳食についての記事で紹介していきたいと思います。)

 

いつもごはんには何もかけず、白いごはんとおかずで食べていましたが、ある日、たまたまご飯にふりかけをかけて出したことがありました。

 

すると2人ともとても喜んで、それから頻繁に、ふりかけをかけたがるようになりました。

 

ただ、ふりかけがないとごはんを食べてくれなくなるのは嫌だったので

「全部食べて、おかわりをするときだったら、ふりかけをかけて良いよ」というルールを決めました。

(もともと、全部食べておかわりをすることが多かったので、ハードルの高いことではないですし、苦手なものも頑張って食べるきっかけにもなるかなぁと思っていました。)

 

そして、このルールを素直に受け入れてくれた2人は、全部食べられると、「ママ、全部食べたよ!ふりかけごはんちょうだい!!」と嬉しそうに言いました。

 

その嬉しそうな子どもたちを見て、私も「全部食べられてすごいね!」と褒めて、ふりかけごはんを出していました。

 

苦手なものや食べたくないものがあった時は、ふりかけごはんのために頑張ることもありましたが、たまに残してしまうこともありました。

その時は、ルールなのでおかわりも無しで、ふりかけごはんは食べませんでした。

 

また、残したら「もういらないの?」「もったいないよ」「もうちょっと頑張ったら?」と、なるべく全部食べてもらえるように声をかけることはあっても、苦手なものを頑張っていたことや、いつもはほとんど残さずなんでもよく食べていることなどは、あまり褒めていませんでした。

 

子どもたちは、ふりかけごはんが食べられないときは残念そうにしていましたが、残しちゃったから仕方がない…といった感じでした。

ところが…

最初は、全部食べたらふりかけごはんが食べられる!と喜んでいた2人でした。

 

しかし、全部食べられた!という結果だけを褒めすぎていたということから、長女が次第に、全部食べなきゃいけない!というプレッシャーや、残してしまったとき、全部食べられないことに罪悪感を感じるようになっていきました。

 

 そして

・苦手なものがあると、私の顔色をうかがう

・「残しても良いよ」と言っても無理して食べようとする

・どうしても食べられないと、泣き出す

という姿が見られるようになってしまいました。

 

長女は、真面目なところがあるので、余計にこのようになってしまったのだと思います。

 

私は なぜ、全部食べられた!という結果だけ褒め続けていたのか

と、反省しました。

 

そして、結果ではなく、いつも好き嫌いをあまりせず沢山食べていることや、苦手なものも頑張っていることなどの過程を褒めるようにしました。

また「頑張ったけど食べれなかったときは、残しても良いよ!無理して食べる必要は無い」と伝えるようにしました。

 

その結果、少し時間はかかりましたが、長女は泣く事がなくなり、無理してでも食べようとする事も少なくなりました。

 

食事を残すことについては賛否両論あると思いますが、私は、食べられるならなるべく食べて欲しいと思っています。

 

ただ、お腹いっぱいで食べられない時や、苦手なものも頑張って食べてみたけど、どうしても食べられない時は、無理してまで食べる必要はないと思っています。

 

でも、子どもたちが全部食べられたのを喜んでいる姿を見て、私も一緒に喜び結果ばかり褒めていたために、真面目な長女は特に、プレッシャーに感じてしまったようです。

 

食事は、残さず食べることも大切ですが、無理なく楽しく食べられるようにしていきたいですね!

 

ということで、今回は一旦ここまでにしたいと思います。

次回は

・褒めすぎはよくない?! 

・より嬉しくなる褒め方

をメインに書いていきますので、是非読んでみて下さい。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。