保育や子育てに正解はない。だからこそ、難しくて面白い!

はじめまして、りおみぃです。

 

私は現在、4歳と2歳の姉妹の子育てをしながら、パートで幼稚園教諭として仕事をしています。

最初の投稿ということで、自己紹介をしつつ、ブログを始めたきっかけや目的についてお話をしていこうと思います。

 

  私がママになるまで

 私がまだ独身の頃は、正社員として幼稚園教諭や保育士をしていました。

短大を出てすぐ1年目から担任を持ち、子育て経験はないものの、学生時代に学んだことや先輩の先生にアドバイスをもらいながら、自分なりに保育をしていました。

ある程度経験を積むと、保育の指導計画の立て方や子どもたちを上手くまとめるコツを掴み、トラブルの対応などもスムーズに行えるようになり、保護者からの悩みを聞いたり、アドバイスをしたりするようにもなりました。

 

数年間保育の仕事をしたあとは、結婚により一度退職をし、娘も産まれてきてくれて、ママになることができました。

 

保育士としての経験から、長女を出産後すぐ、抱っこも抵抗なくできたし、あやしたりおむつ交換をしたり沐浴をしたりと、お世話全般は一通りスムーズにでき、特に不安なこともなく自信すらありました。

なのでこの時は、楽しく子育てが出来ると思っていました。

 

退院後

これから始まる子育てにワクワクしていた私ですが、産後はやはり疲れもあり「しばらくは帰っておいで」と言ってくれた実母に甘え、1ヶ月ほど実家にお世話になりました。

 実家にいる間、ごはんや洗濯などはほとんど母がやってくれ、私は娘のお世話に専念することができました。

約3時間ごとの授乳で多少の睡眠不足はあったものの、家事などをしなくて良い分、昼間娘が寝ている間は一緒にお昼寝したり、母に娘を見ててもらって、気分転換に一人で買い物に行ったりも出来たので、そこまで苦には感じませんでした。(この頃はまだ、娘もよく寝てあまり泣かず、おりこうさんでした)

 

いざ自宅へ

産後1ヶ月が過ぎ、快適な実家生活を終えて自宅に戻ったのですが、そこからは「こんなはずではなかった!!」の連続でした。

まず、夫があまり家事育児に協力的ではなく、時間が合えばお風呂に入れることと、時間があるときに娘に構うくらいでした。

私も専業主婦だったので、自分が全部ちゃんとやらなきゃいけないとも思っていましたし、手を抜きたくないとも思っていました。

最初こそ、娘の機嫌のいい時に家事をやり、夕食もちゃんと作って頑張っていましたが、実家ではおりこうさんだった娘が、自宅に戻ってからは泣くことが増え、段々と思うように家事が進まないことや、常に寝不足でなかなか休めないことが辛く感じるようになってきました。

さらに夫が、産後も変わらず自由に遊びに行ったり、夜中娘が泣いて起きてもグーグーいびきをかいて寝ていたりするのを見て、なんで私だけ…と悲しくなりました。

 

保育と子育ては全然違う!

保育の経験から勝手に自信を持っていた私ですが、その時に感じたのは、保育と子育ては全然違う!!ということでした。

保育士として働いていた時は、0歳児クラスを見ていたこともあって、赤ちゃんとの関わり方には慣れていたし、幼稚園では1クラス30人前後の子どもたちを1人で見ていました。

1人で何人もの子どもたちを見るのは大変だけど、子どもたちと過ごすのはどんなに長くても7時間ほど。

でも我が子であれば、毎日休みなくずーっと一緒で、自分の時間なんてほとんどない。

それがこんなにしんどいことだとは思っていませんでした。

子育てを甘く見すぎていたなと反省しました。

 

長女の幼稚園入園とともに、仕事復帰

その後も色んな事に悩みつつ毎日を過ごし、翌年には次女も産まれ、しばらくは子育てに専念していましたが、段々と仕事復帰をしたいと思うようになり、長女の入園を機にパートですが復帰することになりました。

そして現在、長女は幼稚園、次女は保育園に通い、私は幼稚園で働いています。

 

子育てを経験しているからこそ・・・

 実際に子育てを経験してみて、私が担任を持っていたころは、保護者の悩みや相談に対して適切なアドバイスが出来ていなかったなぁ…と思いました。

その時は自分なりに一生懸命話を聞いて「こうしてみては?」などアドバイスをしたりしていたけど、子育てについて分かっているつもりで全然分かっていなかったし、「子育て経験もないくせに、なにを分かったようなことを言ってるんだ!」なんて思われたりしてたのかな…と思ったりもしました。

もちろん、子どものいない保育者がダメということではないですし、保育者としての経験もとても大切ですが、子育てを経験してからではないと分からないこともありますし、同じ母親として共感してあげられることもあるなと感じました。

 

ブログを始めたきっかけ

幼稚園教諭として仕事復帰をしたとはいえ、パートなので担任を持てるわけではなく、フリーや補助として、担任の先生たちのサポートをしています。

なので、担任の先生たちの手前、保護者の方の悩みや相談にのることなどが思うように出来ないこともあります。

また先生たちが忙しくて、新人の先生が困っていても、先輩の先生に聞きづらそうにしているのを見ると助けてあげたくなりますが、なかなかそれが出来ない雰囲気もあります。

そこで、子育てで悩んでるママさんたちや保育について悩んでいる新人の先生たちの参考になればと、ブログを始めることにしました。

 

ブログの目的

子どもが好きでこの仕事をしている私でも、子育てはしんどい、つらいと感じることがたくさんあります。

それでも子どもは可愛いし大好きで、保育士・幼稚園教諭としての経験から、子育ての中でも使えるなと思うことがたくさんあります。

このブログでは、保育や子育ての経験談・日々の子育て・保育の経験を活かしたアドバイスや、子育てが楽しくなるテクニック・新人の先生たちに向けたアドバイスなどを伝えていきたいと思います。

 

最後に

 このブログのタイトルに「十人十色の保育と子育て」とありますが、私は、保育や子育てには色んな形やカラーがあって、正解なんてない。だからこそ難しいし、でも面白いと思います。

このブログを見たママさんや先生たち、そして子どもたちの笑顔が少しでも増えたら良いなと願っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。